Reterun from the Darkside

なんとか昨日から続いていたダークサイドから抜け出ることができた。
結構自分は精神的に弱いようだということを自覚しました。
修行が足らんな。


1限目の講義がつまらなかったので、いろいろ考えていた。
気を抜くといつのまにか暗〜いことばかり考えてしまっていたりするから困る。


そこで意識的に自分が興味のあることを考えた。
昨夜、日曜日に録画しておいた「義経」を見たことを思い返していた。
題目は「頼朝非情なり」。


鎌倉に人質として、頼朝の娘の婿として預けられていた木曽義仲の嫡男、義孝(字は適当)が、頼朝や義経が父親を殺したということを知って屋敷から脱走したがすぐに捕縛され斬首されることになった、というエピソード。
確かに若年の義孝を斬首というのは残酷かもしれない。
が、自分も父親の敵である平清盛に命を一度は救われ、今は平家を滅ぼす総大将になっている。父親の仇であると知られた以上、将来襲われる可能性も大いにありえるわけだ。
妥当な選択だったと言えるだろう。
出家させる、という手もあったように思えるが。

この源頼朝という人物は、武士(もののふ)と言っているが、どちらかというと武人というより政治家の色が強い。自ら兵を率いたことは少ないし、国の根幹、政治の仕組みなど、この後650年以上続く武士の世の中の基礎を作り上げたという業績はすごいというほかないと思う。

それにくらべて義経
確かに一の谷の逆落し等、戦略的にも長けており軍人としてはすばらしいが、
政治に関してはまったく頭にないようだ。
「新しき国」とか連呼してるけど、具体的にどのような国にしたいのか、といったことはほとんど言わない。政治家としては不向きな人物だ。羽柴秀吉がこのタイプの人間に入るように思う。戦上手だけど政治家としてはあまりよくない、戦バカ。


と一人で頭の中で議論していると、いつのまにか普通の思考に戻っていた。
いやぁ、歴史ってほんっっっっっとうに面白いですね!