ラスベガス・グランドキャニオン旅行の感想



サンタバーバラを金曜昼1時にバスで出発して、ラスベガスにとうちゃくしたのが午後10時近く。
砂漠のど真ん中にある街なので夜でもめちゃくちゃ暑い。
夜10時から1時半くらいまで出かけた。
現地のガイドが連れて行ってくれたのだ。
この町には
自由の女神
ピラミッド
エンパイアステートビル
ベネチアの鐘楼と水路、ゴンドラ
エッフェル塔
凱旋門
などがある。もちろんニセモノだが。
ただしコリかたが半端じゃないのだ。
あとビルとビルの間とかにジェットコースターがあったりする。
ミナミのフェスティバルゲートといっしょ。
感覚が大阪と同レベル。
行けばわかります。
バカだ・・・
こいつら絶対バカだ・・・
って思うこと請け合いです。


たいていのホテルにはカジノがついているらしい。
もうドラクエのまんま。
スロットはゲーセンにあるやつとまったくいっしょだったのでがっかりした。
あるのは主にスロット、ポーカー、ルーレット、ブラックジャック
「丁半そろいやした!ようござんすか!?ようござんすね!?」みたいな
サイコロを二つ転がすようなのもあった。
2日目にルーレットで20ドル失った。
その時間およそ10分。
ほんとにあっ、という間でした。


ラスベガスからプロペラ機で45分でグランドキャニオンにつく。
もう、「すげぇ」しか言えない状況に陥るくらいすげぇ・・・
なにがすごいのかというとその谷底までの高さ。
石投げてみると音がまったくしないのが不気味でしょうがなかった。
しかも広い。
川が何億年もかけて削ってできたらしいが、信じられない。
大自然の凄みを十分すぎるほど感じられた。
プロペラ機の操縦士がなかなかサービス精神旺盛な人で
僕らが眠くなってくると飛行機をグラグラ揺らしたりして
起こそうとしたりした。かなり怖かった。


それにくらべてこのツアーのコーディネーターのデイヴィッド。
はじめはなかなかしゃべりやすそうなやつだと感心していたが、
だんだん本性をあらわしていく。
しゃべる相手が男か女かで態度が急変するのだ。
相手が女だとムリヤリとなりに座って一所懸命長いこと話そうとするのに、
僕らがどこどこでバスから降ろしてくれ、って頼むと
「ハイハイ、わかったわかった。勝手にやりな」
みたいな態度になった。
英語のレヴェルは低くても、それくらいはわかる。


それだけではない。
最終日、サンタバーバラに帰る日。
11時にラスベガスを出発した。
行きと同じなら8時ごろ、遅くても9時には着けるはずだった。
ぎりぎりサンタバーバラのバスに乗って帰れると思っていたのだが、
あのバカガイドが昼飯を食べるところで2時間半もとったおかげで
サンタバーバラに着いたのが11時半。
もちろんバスは全て終了していた。
みんなホストファミリーに迎えにきてもらったり
タクシーを使って帰る羽目になっていた。
中には50ドル近く払わされることになっている人もいた。


みんなブチ切れてたに違いない。
少なくとも僕の周りの連中は全員キレてた。
来週のヨセミテ旅行にまたそのアホガイドが来たら、と思うと
行きたくなくなる。
どうしようかねぇ。