靖国神社について

小泉純一郎が靖国神社を参拝したということがまたニュースになってた。
以前この日記で靖国神社のことについて書いたら、お叱りをうけたので
今度は言葉に気をつけて書いていきます。

正直、僕は今回の参拝自体は反対ではありません。
個人には信教の自由が憲法で認められているし、
総理大臣としてではなく個人として行ったので政教分離にも反しないし。
戦争で死んだ国民みんなの墓参りをしてる、と解釈すれば、納得できなくはない。
かといって賛成でもないけど。

そこで、
以前のお叱りのときに「勉強不足だ」と言われたので
勉強がてら、Wikipediaで調べてみました。

できたのは明治2年。意外と新しいんや。
戊辰戦争で亡くなった新政府軍の兵たちを供養するために建てられたらしい。
戊辰戦争には参加して無くても維新に貢献したということで
吉田松陰、坂本龍馬、高杉晋作も祀られている。
ただし、戊辰のときに新政府軍の総大将だった西郷吉之助は
西南戦争の一件で祀られていない。
ちょっとヒドいな、そりゃ。
ちなみに、日露戦争の英雄、東郷平八郎、乃木希典は戦闘中に死んだわけではないので
祀られていない。これもちょっと意外。

僕としては、どうせなら戦った相手の犠牲者も祀ってあげてほしい。
この国のために死んでいった人たち、
この国のせいで死んでいった人たち、
無関係なのに死んでいった人たち、
どうせなら世界中の戦禍で死んでいった人たち、
みんな一緒に区別せず供養したらいいんじゃないか。

A級戦犯を分祀するかしないかでもめるなら、
どんどん合祀しまくって世界中のあらゆる戦争被害者を祀る供養施設にしてもいいんじゃないか。