アビエイター

マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演の「ギャング・オブ・ニューヨーク」のコンビによる、ある男の半生を描いた実話映画。


あらすじ〜
主人公ハワード・ヒューズは両親が死んだことで莫大な財産を相続。
映画を作ったり、航空機会社を設立したり、自ら設計したり、
自ら操縦して最高速度記録を作ったり、有名女優と恋におちたり、
飛行機が墜落して大怪我を負ったり、気が狂ったり、
嗚呼、なんとも波乱万丈の人生。



ディカプリオの演技がうまくなったことに驚いた。
タイタニックのころと比べると、もはや別人、迫力が増している。
ハワード・ヒューズという人についてはじめは
「金持ちのボンボンでなんかいろいろやったんでしょ」くらいにしか思ってなかったが、
この映画を見て印象がガラリと変わった。
この人はずっと飛行機のことばかり頭にあったのだ。
自ら会社を設立し設計し、しかも自分で操縦してスピード記録も作り、
パンナムに独占されてた航空業界にとび行った、
その航空機に対する熱意というか、ロマンというか、そういうのに感動した。


実話が元になっているというのが説得力を持たせている。
その分ストーリーが重いけど、そういう映画のほうが好きだ。