「在日米軍再編に日本は3兆円出費」のはなし

久しぶりの時事ネタ。


沖縄の海兵隊をグァムに移転し、軍隊を再編するのに
アメリカは40億ドル、
日本は260億ドル
出し合ってすることになったらしい。
約3兆円だ。
国民に払わせると、
赤ちゃんとかもいれて
一人当たり2万円以上の負担となるという。


だいたい何なんですか? この額の違いは。
完全になめられてるな。


アメリカ側は
「日本の要請による移転費用は日本の責任で賄うべきだ」
って言ってきたそうだ。

他国に居座り続けているくせに、この言い草。
ありえません。
もうほとんど属国扱いとしか考えられない。


趣味でよく幕末についての本を読んだり勉強したりしてるんですけど、
維新志士たちが今の日本を見たら、悲しむだろうなと思います。
大久保利通とか西郷とか桂小五郎とかっていう維新志士たちは
日本が欧米列強の国の植民地にされないように
力をつけて対等に渡り合っていける国をつくることを目標として
激動の時代を潜り抜けてきたわけです。
大久保に至っては、明治政府が財政難だったこともあって
私財を投じて文明開化に貢献しました。
そのおかげで、わずか数年でサムライの時代から劇的な改革を成し遂げられたと言っても過言ではないでしょう。


その挙句の果てが今の日本というわけです。
沖縄の一部のほか、数箇所に基地をおかれ、
「迷惑やから出て行ってくれ」と頼むと
「引っ越してやるから、75%くらい金出せや!」という態度で文句を言われる。
それにおとなしく同意しているこの国もどうかと思いますが。
いくらなんでも弱腰すぎると思ってしまいます。


そろそろアメリカとのつながりを弱めるときじゃないでしょうか。