9年前の記憶と記録

こないだ部屋を掃除してて、懐かしいものを見つけた。
中学3年のときの学級通信の束だ。


僕らのクラスの学級通信はちょっと特殊だった。
まず席の近い5〜6人が一つの班となる。
一つの班にノートが一つ与えられて、
一日一人、好きなことを書いてくる。
次の日に、次の人に渡す。
このノートを「班ノート」と読んでいた。
その班ノートを毎日先生に集めて
ホームルームのときに返却される。
それぞれの班ノートにかかれていることを
一枚のプリントにまとめて
学級通信というかたちで公開していたのだ。
言い換えると、紙媒体のブログのようなものだ。


懐かしくなって読み直してみた。
まだ4月分しか読んでないが、
その学級通信の第一号に僕の日記があった。
他の人たちは、


多くの人は
「3年生になって受験を意識するようになった」とか
「まだしゃべったことのない人もいるので、早くみんなと仲良くなりたいです。」とか
いかにもマトモなことを書いていたのだが、
僕が書いた内容は、








「近ごろ スキヤキを食べてないような気がする。
もう半年ぐらい食べてない。スキヤキは好きな食べ物第3位なのだが…
そういえば、『スキヤキの日』はなぜないのだろうか」








アホだ



底無しのアホだ
なんて情けないこと書いてんだ
昔の自分はここまで常識無かったのか、と悲しくなってきた。



でも昔の友達の日記を読んでるとおもしろい。

自分のコメント以上に気になるのが、
当時好きだった女の子の日記。
どんなコだったっけ?とついつい読んでしまう。



また日々のネタに困ったら、この昔の日記のネタを使わせてもらうかもしれません。