ヤクザの世界

ドラマ「セーラー服と機関銃」を見てる。
はじめ、堤真一が出てるのが見るきっかけだったけど、
内容が面白いので、そっちも楽しみになってきた。
長澤まさみもかわいいので、それもポイント高し。


浅草のヤクザ、目高組の組長が死んで、
その息子(カタギでサラリーマン)も同じ日に死んでしまい、
孫にあたる女子高生・星泉が組長になる、ってゆうお話。


劇中よく出てくる言葉が「筋(すじ)を通す」。
僕はこの言葉が好きだ。大事なことだと思う。


最近世の中、筋が通ってないことが多い。
学校でいじめがあると、学校も教育委員会もそれをもみ消そうとするし、
酒飲んでも平気で車を運転したり、
税金をさも自分の金の如く湯水のように使ったりする政治家がいたり、
どこか、というかどこもかしこも歪んでる。


こういう世の中だからこそ、
「まっすぐ筋を通す」っていう当たり前のことが気持ちよく思えるのかもしれないな。


少し前に、ちょっとしたブームになった白州次郎という人物の好きな言葉も
「principle(筋)」だった。
カッコいいんだ、この人。
詳しくはこちら → 白洲次郎 - Wikipedia

白洲は、GHQ/SCAPに対して当時の日本政府および日本人がとった従順過ぎる姿勢とは一線を画し、英国仕込みの流暢な英語とマナー、そして本人が元々持っていた押しの強さと原理原則を重視する性格から、主張すべきところは頑強に主張し、GHQ/SCAP要人をして「従順ならざる唯一の日本人」と言わせしめた。(Wikipedia白州次郎」より)

どうやら僕はこういう「筋をとおす」人に憧れる傾向があるようです。