涙のふるさと / BUMP OF CHICKEN

涙のふるさと

涙のふるさと


このブログでも何度か紹介してきたこのシングル。
感想と歌詞の僕なりの解釈を述べたいと思います。


隠しトラックも入れて3曲収録されている。
「涙のふるさと」
「真っ赤な空を見ただろうか」
「おるすばん」


カップリングの感想から。


「真っ赤な空を見ただろうか」
バンプらしいアップテンポなナンバー。


「夕焼け空きれいだと思う心をどうか殺さないで
 そんな心馬鹿正直に話すことを馬鹿にしないで」


っていうところが印象的。本当にそう思う。
大人になっていくと、そうなりがちだよなー。
綺麗なものを「綺麗だ」といつまでも思える人間でいたいもんだ。



隠しトラック「おるすばん」
クオリティ高すぎ。なんで隠すんだ。


歌い上げるような感じの歌。
子供の目線から書いた歌詞で
どこかNHKみんなのうたを彷彿させる。



さて、
「涙のふるさと」


国語がいつもビリだった僕には難しい歌詞でした。


「涙」が出てくる根源のところはなんなのか。
人それぞれ過去に挫折したり、負ってしまった心の傷みたいなのがあって
そういうものを忘れようとしたり目をそらしたまま前に進むから、
心の奥底に残ってしまう。
涙が流れるときっていうのは、その傷が残った経験とかが影響してる。


んで、この歌では、
その心の奥底に残っている忘れようとしてた古い傷とちゃんと向かい合って、
克服して乗り越えなきゃいけない。
それは他の誰かの力を借りることはできなくて、
自分ひとりで乗り越えなきゃいけないもんだ。
友達とか家族、恋人とか周りの人はそれを見守って、乗り越えるのを待ってるんだ。


と、いうメッセージを言ってるのかな、と思いました。


最後の
「わすれないでね 帰る場所があることを」の帰る場所っていうのは
周りに支えてくれる人たちがいるよ、っていうことだと思う。


う〜ん、いい歌だ。
1日10回は聞いてます。