アナログ

久々にアナログレコードを聴いてみた。


初めはプレーヤーはホコリをかぶっていて
「PLAY」ボタンを押しても反応なしだったが、
なんとか正常に聞けるようになった。


聞いたのはサイモンとガーファンクルの「明日に架ける橋」。

Bridge Over Troubled Water

Bridge Over Troubled Water


CDで聞くより音域・音の幅が広く感じられる。
なんというか「滑らかな」音というか「柔らかい」音というか。


CDやMP3といったデジタル音源というのは、
元の音を細切れにしてつなぎ合わせているので、
省略された部分というのが存在する。
また、人間の耳に聞こえない周波数の音が省かれているので
100%の純度の音ではないのだ。
耳に聞こえない音といってもそれは認識できていないだけで
その音があるのとないのでは全然聞こえ方が違うらしい。


アナログレコードは、元の音を100%収録している。
プツプツいうノイズはあっても、やはりいい音だ。
上にあげたアルバムは古いので、
録音技術などのせいであまりクリアではないが、
CDとは明らかに趣が違って聞こえた。


問題は、レコードそのものがあまり出回っていないことと
そのレコードそのものの値段が高いこと、
聞くのが手間なこと
くらいか。


このまえソニーの面接受けて落とされてしまったが、
入ってやりたいことの一つだったのが、
デジタル音源に「耳に聞こえない周波数の音」を補完するアンプが作りたい
というものだった。


誰かそういうの作ってくれんかな・・・