北海道旅行 〜4日目〜

この日はほとんど計画を立てていなかったので、
行き当たりばったりに近い旅になった。


朝一番に、網走の市場へ行くことにした。
海鮮がおいしいと聞いていたからだ。
行ってみると、
釧路のように海鮮物をすぐ食べられるといったふうではなくて
どちらかというとみやげもの屋といった感じだった。
お菓子とか、ウニとかカニ味噌の瓶詰めとか
昆布とか、そういったものを売っていた。
ここで家族への土産に日高昆布を購入。


次はサロマ湖のほとりにあるお花畑へ。
男5人で花畑はどうかとも思ったが、
他に何もないのでしょうがない。
湖に近づくにつれて、また雨が降り出した。
まったく天気に恵まれない旅行だ。
傘をさしながら花畑を歩く。
その花畑はオホーツク海サロマ湖の間にある砂洲の上にあるところだ。
海に近いのも、天気が悪い理由の一つかもしれない。


雨がひどくなったので退散し、次の目的地へ。
サロマ湖の南西の湖畔近くにある展望台へ向かう。
晴れてきた。
北海道に来て、初めてといってもいいくらいの青空。
やはりこうでなくては。


そのへんの道の駅でホタテ入りカレーライスと
パンプキン・ソフトクリームを食べる。
この3日くらい毎日ホタテを食べた。
Nっちとjohnは焼きホタテも食べていた。


車で舗装されていない山道を登り、展望台へ。
その途中に気持ちいい丘があったので寄っていく。
ベルトの高さくらいまで草が伸びていたので寝転がることはできなかったが、
これぞ北海道の大地といった感じの丘だった。


展望台へ到着。
眺めがすごい。
サロマ湖全体を見渡せた。
雲がなぜか下にある。
そんなに高くないはずなのだが。


層雲峡に向けて走る。
また天気が悪くなる。
2時間くらい走って、キツネ牧場みたいなとこに寄ってみる。
キツネだらけ。
摩周湖で野生のキツネを見たが、
それがウジャウジャいる。
丸まって寝てるキツネや、
夫婦と見られる2匹が寄り添っている姿など、
微笑ましい光景だった。
雨がふっていたこともあって気温が比較的低かったので、
巣からよく出てきているようだった。
犬と比べて、やはり目がつっていて
よく言うキツネ顔だった。(当たり前だが)


層雲峡という峡谷へ向かう。
ここがこの日の宿があるところだった。
峠にさしかかると、また濃霧。
もういいかげんにせぃ!というくらい霧に見舞われる。
宿のすぐそばまで来て、
銀河の滝、流星の滝という高い滝を見た。
ちょっと前にみたオシンコシンの滝とは高さが全然違った。
この二つの滝を同時に見られるという展望台にまた上る。
今度は階段を歩いて上る。
この旅行で何度も階段を上って展望台に行ったが、
この階段が一番つらかった。
というのも、前に降った雨によって地面がグチャグチャになっていて
水溜りができていたりして、足場に神経をつかったのもあるが、
段数が半端ナシに多かった。
まぁそれでも上って見た二つの滝は壮大だった。


宿に行ってチェックイン。
温泉街ということもあって、宿の中に大浴場が3つもあった。
一つはその日の夜に、もう一つは明朝に入るか、ということになった。
この日に入った大浴場は、7階にある展望風呂。
眺めがすごい。
この宿がV字谷の中にあることが一目でわかった。
風呂から出て部屋まで戻っていると、
宴会会場の横あたりで、
コンパニオンと見られる女の人たちが廊下の片側にズラーっと並んで
「ようこそお越しくださいました。」
を連呼していた。
その光景は異様そのもので、
それを異様だと思わないでお酌までしてもらっているその客たちが
どうしようもないダメ人間ズに見えてしょうがなかった。
いったいどういう団体なのかと見てみると、
「全国漁業組合 全国大会」と。
なんだ、組合費を出した人たちなんかどうなろうが知ったこっちゃないや、と思った。
もし公務員が税金でそういうことやってたとしたら、キレてたかもしれない。


メシ。
フランス料理っぽいコース料理。
またホタテでた。
メシ自体はあまりおいしいわけでもなかったが、
ワインが結構うまかった。


食後にみんなで卓球をやった。
僕は生まれて今まで1回しかやったことないが、まぁまぁ楽しめた。
ダブルスになるとルール自体が理解できず、
全然できんかった。





なんかだんだん感想がいいかげんになってきたけど、
がんばって最終日まで書き上げます。